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​当法人について

理事長ご挨拶

特定非営利活動法人Dear Message Keep Office

理事長  三島 慶一

 当法人のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

 現在の我が国は、第1次産業の衰退により、家族や親族が共同作業をする場が著しく減少し、核家族化が進行したことにより、社会における個々人や家族の中における個人という人間関係が疎かになり、家族間や親族間のコミュニケーションが無くなってきている減少が見られます。

​ そしてそれは、先人たちの生きた知恵や深い造詣など子孫に残すべき有効な言説が継承されないまま埋もれていくことを意味します。これは我々日本人にとって、大いなる損失ではないかと常々憂いてきました。また、言葉は、人と人の心を繋ぐものであり、人々の心身を癒すものでもあります。私たちは人と人の繋がりがますます希薄になっていく現状及びそれに伴う日本語の衰退の状況を少しでも改善するための方法を考えていました。

 そして、身近な人への感謝の言葉や子孫が守るべき教訓など、直に顔を会わせるとなかなか言いにくいことを自筆の書面にして伝えることが有効な方法の一つであるとの考えに至りました。

 心のこもった手紙はもらった人の励ましになります。さらに、手紙を書く行為は、相手のことを思い、また自分自身を省みるという、相手や自分自身にしっかり向き合う姿勢から生まれます。そうすることによりその人自身の人間性も心豊かになっていくと信じます。

 加えて遺言者の最後のメッセージとしての遺言書の作成は、法律的な内容を含んでいるか否かにかかわらず、残された相続人たちにとって大きな意味があり、死別の心の傷を癒し、相続人たちの間のトラブルを回避することにも繋がります。財産の面からだけでなく、残された人たちのその後の人生に、癒しや励ましを与えるものとなります。

 

 私たちは、「人間関係の回復」と「言葉の持つ力」について考えてきましたが、それらをさらに外部に発信するためには、より多くの仲間を集め、広くオープンに活動することが必要だと痛感しています。私たちの活動を積極的かつ円滑に行うためには、法人格を持った組織となり、責任の所在を明確にすることが必要であると考えます。さらに無茶な利益追求をしないことを明確に示すことができる特定非営利活動法人を設立することで私たちの活動をより理解してもらえ、より多くの人に受け入れられると考え、特定非営利活動法人として広く展開していこうと決意いたしました。

​ 皆様の温かいご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願いいたします。

​法人概要

​当法人定款はこちら​をご覧ください。

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